今日、PCやモバイルは生活の一部として欠かせませんが、それらは時計の流通に必ずしも優位とは言い切れないのが現状です。新製品だけでなく、アンティーク品やセール品など、時計全般に懸念されるのは、実物の確認ができない売買において、クオリティーやコンディションの面に誤解を招きやすい危険性があるという点です。しかし、素晴しい製品を見極める審美眼を持った日本の時計流通関係者や愛好家の方々は、実際に時計を手に取って品定めする大切さを忘れてはいないはずです。ワンクリックで時計や関連商品を入手するのではなく、日本の流通市場で長年にわたり時計を扱ってきた輸入会社や、歴史的評価の高い時計を推奨してきたプロディーラーと顔をあわせ、コミュニケーションをはかりながら、時計選びや修理相談、下取り査定などを体感していただくことが、ジャパン時計フェスタの発足意義なのです。これからも、ジャパン時計フェスタは、「人々と時計がふれあうコミュニティーの提案」をテーマに、時計からはじまる様々な交流を応援してまいります。